2012年4月1日日曜日

ダイエット・メルマガ ☆ Vol. 9

ダイエット相談室メールマガジン
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神戸学院大学ダイエット相談室
メールマガジン 第9号
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2012年2月17日
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皆さん、こんにちは。

神戸学院大学の坂本年将です。


最近だんだんと日が長くなってきました。昼の日差しにも
明るさが増してきたように思います。もうすぐ春ですね。


皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか?


前回のメルマガ(第8号)から少し間が空いてしまいまし
たが、今回も先日終了しました当相談室個別プログラムの
結果につきまして、お話させて頂きます。


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前回のメルマガでは、全体の傾向としてどんな結果が出た
のかをご紹介させて頂きました。


おさらいしますと、


①約15名の方々に、食事・運動の習慣づくりを中心とした
ダイエットに取り組んで頂きました。


②ダイエットの期間は約2ヶ月でした。


③結果として、体重で平均マイナス2.0 kg、体脂肪率で平
均マイナス1.3 %の効果が出ました。


④ダイエット開始時からの減少率では、体重でマイナス
3.2 %、体脂肪率でマイナス 4.2 %でした。


⑤この結果は統計的にみて、非常に信頼性の高いものであ
る(「まぐれ当たり」である確率は限りなくゼロである)。


というものでした。


前回申し忘れたことですが、今回このプログラムには女性
だけでなく男性にもご参加頂きました。年齢は20〜60歳代で、


プログラム開始時には、ほぼ全員の方が、体脂肪率の正常
値(男性20%、女性30%)を超えていました。


おそらく、このメルマガを読んで頂いている方々、あるい
は40歳以上の多くの方々と同じような体組成を持った方々
が参加されたのではないでしょうか。


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これは前回も申し上げたことですが、上記の結果は平均値
ですので、これよりも成果を上げられた方はもちろんおら
れます。


そこで、これからお送りする何回かのメルマガでは、その
ような優れた成果を出された方々の共通点などをお話しよ
うと思っているわけですが、


その前に、今回は良い機会ですので、さまざまなダイエッ
ト法の効果を皆さんが評価する際の一つの注意点について
お話しておきたいと思います。


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巷にあるダイエット商品の広告などでは、たとえば


「1ヶ月で10 kg 痩せる驚異的なダイエット法!」


なんてものをよく見かけますが、皆さんはこういう売り文
句をどう思われますか?


大抵このような広告には、「before → after」で、ダイエ
ットをする前と、した後の「お腹の写真」が掲載されてい
たりして、


「すごいな!」
「ほんとに?」


と一瞬思ったりもしますが、これらの広告には、ほとんど
の場合、統計的なデータは出てきません。


確かにそのダイエット法で10 kg痩せた人はいるのかもしれ
ませんが、


ひょっとすると100人試した中の、たまたまうまくいったお
一人のことかもしれませんね。


そうだとすると、自分が試してみた時にそのダイエット法が
うまくいく確率はほとんどないということになってしまいま
す。


それだと自分にとっては意味ないですよね。


ですから、こういった広告を見る場合には、少なくとも
「効果の平均値」や「効果が出た人の割合」はどうなのか、


きちんと統計的なデータを提示しているのか、といったこ
とに注意しておかなくてはなりません。


このようなことからも、今回の個別プログラムの成果が、
上のように、まずは「平均値」で示されたということには
大きな意味があります。


そして、その平均値が充分に、統計的に「効果」と呼べる値
(専門的には「統計学的有意差」と言います)であったこと
には、さらに大きな意味があるわけですね。


言い換えれば、学術論文にまとめることも十分にできる結果
なのです。


そこで、次回以降のメールでは、この全体の結果を踏まえた
上で、個々の方々(もちろん匿名ではありますが)のデータ
をご紹介し、


ダイエットにおける幾つかのポイントについてお話ができれ
ばと思っています。


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学生からのメッセージ
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さて、話は変わりますが、個別プログラムの終了に際して、
今回ボランティアとして協力してくれた本学の学生に「寄書
き」を依頼しました。


皆さんに向けてのメッセージを、2名の男子学生から受け取り
ましたので、ここに掲載させて頂きます。


□■ 神戸学院大学 2回生の◯◯と◯◯です。僕たちは坂本先
生のお手伝いとして参加させてもらいましたが、とても勉強
になりました。減量はプロボクサーかモデルさん、そうでな
ければ病気になり医師から「減量しないと生命に関わります
よ」と言われない限りなかなか続けられません。しかし、皆
さんはこの企画で成果を出されました。素晴らしいことだと
思います。健康な身体へのキーワードは「健康への意欲・感
心」と「実践と継続」この2つだと思います。今後もしっか
り運動!正しい食生活!頑張りましょう。□■


原文そのままです。ちょっと「生意気かな」とも思いました
が、言っていることは本当のことですし、頑張って書いてく
れたので、大目に見てあげて下さいね^^。


◯◯君と◯◯君のほか、今回協力してくれた学生はみんな本
当によくやってくれました。


個別相談の際には、会場への誘導や身体測定のお手伝いを、
そして、ウォーキングではコースの設定や当日の道案内など
で活躍してもらいました。


彼らは近い将来、理学療法士になる人たちなのですが、今回
この事業に参加し、皆さんと交流できたことは、彼らにとっ
てとてもよい勉強になったと思います。


学生たちに良い学びの機会を与えて下さった参加者の皆様方
にも感謝いたします。ありがとうございました。


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最後にお知らせです。

これまで西区との共同事業「ダイエット相談室メールマガジ
ン」としてお送りしてきました本メルマガですが、

実質上、この事業も終了しましたので、次回からは

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神戸学院大学
坂本年将研究室
ダイエットメールマガジン
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とその名を改め、配信させて頂きます。


内容はこれまでお送りしてきたものの続きとなりますので、
どうぞ引き続き宜しくお願いいたします。


では、次回をお楽しみに。


良い週末をお過ごし下さい。


坂本年将


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追伸:

宜しければ、ご家族やご友人にもこのメルマガをご
紹介下さい。メールアドレス diet518@gmail.com に


「メルマガ登録」


という件名でメールをお送り下さい。


差し支えなければ、お名前をメール本文にご記載下
さい。宜しくお願いします。


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神戸学院大学
ダイエット相談室
連絡先:diet518@gmail.com
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